前回に引き続きキーボードの配列がアルファベット順じゃない理由をみていこうと思います。
1873年、タイプライターの開発の際にショールズによってこの配列の原型が提案され、試行錯誤を経て1882年に現在のキーボードのアルファベット部分と同じ配列が登場しました。この配列にした理由はいくつかあります。
1.早く打ちすぎるとタイプバーが絡まるので、わざと打ちにくい配列にした
2."ER"や"TR"などの二重子音を、利き手でない左手に集めてタイプバーが絡むのを防し
ようとした
3.印刷業の植字工組合の制定した「活字箱の配列法」を基にしたという説
残念ながらどれも確実な根拠は乏しく、本当のところはよくわかっていないようです。
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